「屋根塗装をしたいのに、太陽光パネルを外せる業者が見つからない」「再設置までの費用が妥当なのか分からない」というご相談を、お客様から多くいただきます。
一般的な相場は20万〜60万円ですが、枚数・屋根形状・同時施工の有無で総額は大きく変わります。
本記事では、太陽光パネル脱着専門店としての枚数別単価(9,000円/枚〜)と、関東で実際に施工した9事例の総額を公開します。
結論:太陽光パネル取り外しの費用相場(当社実績:約17万〜52万円)
太陽光パネルの取り外し費用は、屋根上から外して再設置するまでの工事内容によって変わります。Google検索結果上では「住宅用で20万〜60万円」前後の目安が示されることがありますが、足場・撤去作業・処分費を含む金額です。
再設置を前提とする「脱着工事」と、廃棄を目的とする「撤去工事」で必要な作業が異なるため、まずは枚数別の単価と当社の9事例の実費用をご確認ください。
一般相場と当社の枚数別単価(標準工事 9,000円/枚)
公開されている費用情報では、太陽光パネルの取り外し費用について「1枚あたり1.5万〜3万円」「合計30万〜50万円」といった幅のある目安が紹介されることがあります。撤去・廃棄を含む金額のため、屋根工事に伴う一時的な脱着・再設置の場合は、撤去・廃棄を含む工事とは費用構造が異なります。
太陽光パネル脱着専門店の枚数別単価は、以下の通りです。
| 工事種別 | 枚数 | パネル1枚あたりの単価 |
|---|---|---|
| 標準工事 | 1〜19枚 | 9,000円/枚 |
| 標準工事 | 20〜29枚 | 8,000円/枚 |
| 標準工事 | 30〜39枚 | 7,000円/枚 |
| 標準工事 | 40枚以上 | 6,000円/枚 |
| 屋根カバー工法 | 1〜19枚 | 12,000円/枚 |
| 屋根カバー工法 | 20〜29枚 | 11,000円/枚 |
| 屋根カバー工法 | 30〜39枚 | 10,000円/枚 |
| 屋根カバー工法 | 40枚以上 | 9,000円/枚 |
- 上記単価は、足場を自社施工で行った場合の単価です。
- 取付金具、足場の組み立て・解体、記載のない工事は別途費用がかかります。
- 標準工事・屋根カバー工法の単価には、太陽光パネルの取り外し・取り付け、現場調査、パネル簡易清掃、電圧測定、連系確認が含まれます。
たとえば、14枚の住宅用パネルを標準工事で取り外し・再設置する場合、パネル脱着作業の単価ベースで12.6万円〜となります。これに足場費・部材交換費が加わって総額が決まります。詳細な単価条件と適用範囲は、単価表をご覧ください。
9つの実施工事例一覧(地域・枚数・工事内容・工期目安)
実際に施工した9事例の総額をまとめました。地域・パネル枚数・工事内容によって、約17万〜52万円のレンジに収まっています。各事例の現場写真と施工工程の詳細は、施工事例ページから個別にご確認いただけます。
| 事例 | 地域 | 枚数 | 工事内容 | 工期目安 | 総額 | 税区分 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 平塚 | 神奈川県平塚市 | 14枚 | 屋根塗装に伴う脱着 | 約2週間 | 171,600円 | 税込 |
| 相模原 | 神奈川県相模原市 | 16枚 | 屋根塗装+脱着+アンテナ撤去 | 約12日 | 305,000円 | 税別 |
| 千葉 | 千葉県千葉市 | 14枚 | 屋根全面塗装+脱着 | 約10日 | 314,400円 | 税別 |
| 横須賀 | 神奈川県横須賀市 | 18枚 | カバー工法+脱着+パワコン交換 | 約1か月 | 519,000円 | 税別 |
| 川越 | 埼玉県川越市 | 14枚 | 横向きレール対応の脱着+足場 | 約2〜3週間 | 316,800円 | 税別 |
| 小山 | 栃木県小山市 | 16枚 | 脱着+足場一括対応 | 約10日 | 310,000円 | 税別 |
| つくば | 茨城県つくば市 | 14枚 | 脱着+鳥害対策ネット | 約19日 | 445,500円 | 税別 |
| 大和 | 神奈川県大和市 | 15枚(復旧後14枚) | 脱着・1枚廃棄・系統組替え | 約20日 | 429,500円 | 税別 |
| 前橋 | 群馬県前橋市 | 20枚 | カバー工法+脱着 | 約2週間 | 489,000円 | 税別 |
- 9事例のうち平塚のみ税込表記です。比較する際は税区分にご注意ください。
- 総額には、再設置工事のほか足場・新設金具・追加工事(アンテナ撤去・鳥害対策・パワコン交換など)を含みます。
- 再設置部分の単体金額の目安は、本記事「再設置費用の内訳」セクションをご確認ください。
総額は最小平塚の171,600円(税込)から、最大の横須賀の519,000円(税別)まで、工事範囲と部材交換の有無で振れ幅があります。
太陽光パネルの「取り外し」と「撤去・廃棄」の違い
「取り外し」と「撤去」は混同されやすい言葉ですが、別物です。屋根工事のために一時的に外して戻すのが脱着(取り外し+再設置)、二度と使わないために屋根から下ろして処分するのが撤去・廃棄です。
| 区分 | 主な目的 | 工事内容 | 費用感(住宅用) |
|---|---|---|---|
| 脱着(取り外し+再設置) | 屋根塗装・カバー工法・葺き替え | 一時撤去 → 屋根工事 → 再設置 | 17万〜52万円(9事例実績) |
| 撤去・廃棄 | パネル使用終了・建て替え | 取り外し → 産業廃棄物処理 | 15万〜35万円前後(一般的な目安) |
太陽光パネルの取り外し費用の内訳

太陽光パネルの取り外し総額は、大きく3つの費用要素で構成されます。それぞれの相場と、節約できる条件をご紹介します。
①脱着作業費(パネル本体の取り外し・再設置)
標準工事で1枚9,000円が当社の単価です。一般相場では取り外し5,000〜20,000円、再設置10,000〜30,000円という幅があるため、含まれる作業範囲を見積もり時に確認することが大切です。
②足場代(戸建てで15〜25万円)
2階建て住宅の場合、屋根上で安全に作業するための足場設置に15万〜25万円かかります。足場を含む事例では、足場費が総額の3〜6割前後を占めるケースがあり、ここをどう扱うかが費用差の大きな要因です。
③部材交換費(金具・配線・パワコン)
経年劣化した架台金具・配線部材を再設置時に交換する場合や、パワーコンディショナーを同時交換する場合に追加で発生します。横須賀の事例では、パワコン交換を同時に行うことで足場の二重設置を回避し、結果的に総額を抑えました。
屋根塗装やカバー工法と同じタイミングで脱着すると、足場代を屋根工事側と共有でき、別日程で新たに足場を組む必要がなくなり、足場費の追加負担を抑えやすくなります。これが「同時施工が安くなる」最大の理由です。
太陽光パネルの取り外しが必要な5つのケース
太陽光パネルの取り外しが必要になる状況は、大きく5つに分かれます。ご自身の状況に近いケースから、後段の費用節約方法をご確認ください。
①屋根塗装のために一時的に外すケース
屋根塗装ではパネルの下まで塗膜が届かないため、パネルを載せたままだと未塗装部分の劣化や雨漏りリスクが残ります。塗装の耐用年数を最大化したい方は、塗装前に脱着して屋根全面を施工するのが安全です。詳しくは屋根塗装時に脱着すべき理由をご覧ください。
②屋根カバー工法・葺き替えで外すケース
既存屋根の上に新しい屋根材を重ねるカバー工法や、屋根材を全面交換する葺き替えでは、パネルと架台ごと一度外す必要があります。前橋の事例では、20枚の脱着とカバー工法を同時施工し、489,000円(税別)で完了しました。
③故障・一部交換で外すケース
パネルの一部が破損し発電量が低下している場合、全交換ではなく1枚廃棄+系統組み替えで対応できることがあります。大和の事例では、1枚を産廃処理しつつ既存パネルの再配線で発電量を維持しました。
④鳥害対策・清掃のために外すケース
ハトの巣やフン害が発生している場合、パネルを一度外して防鳥ネットを設置すると再発を防ぎやすくなります。つくばの事例では、14枚の脱着と防鳥ネット施工を445,500円(税別)で実施しました。
⑤建て替え・売却・撤去判断で外すケース
建て替えや売却前にパネルをどうするかは、再設置するか撤去・廃棄するかを先に決める必要があります。再設置する家がない場合は撤去・廃棄、移設先が決まっていれば脱着の流れになります。
太陽光パネルの取り外し費用を安くする3つの方法
ここまでの費用構造を踏まえると、節約余地が大きいのは「足場代」と「業者選び」です。当社の事例では、最大で他社比50万円のコスト圧縮例もあります。
①屋根工事と同時施工して足場代を共有する
屋根塗装・カバー工法・葺き替えのいずれかを予定しているなら、太陽光パネルの脱着を同じタイミングで行うと、費用を抑えやすくなります。足場代15〜25万円を屋根工事側と共有でき、別日程で2回足場を組む場合に比べて総額を抑えやすくなります。横須賀の事例では、足場・脱着・パワコン交換を一括手配したことで現場管理もスムーズに進みました。
②自社一貫施工で中間マージンを抑える
脱着・足場・屋根工事を別会社で発注すると、それぞれに管理費や仲介マージンが発生します。脱着・足場・塗装・電気工事まで自社グループで一括対応できる業者なら、中間マージンを抑えやすい構造です。前橋の事例では、自社グループの一貫施工で他社見積もりより約50万円安く完工しました。
③複数見積もりで作業範囲を比較する
単価の安さだけで業者を選ぶと、足場・部材交換・電圧測定・再設置後の動作確認が含まれる作業範囲が業者によって異なる場合があります。最低2〜3社から相見積もりを取り、「何が含まれて、何が別料金か」を比較するのが安全です。業者比較の観点は太陽光パネル脱着業者の選び方で詳しく解説しています。
太陽光パネルの取り外し工事の流れと工期
太陽光パネルの取り外し方法は、現場の状況や屋根工事の内容によって細部が異なります。標準的な脱着工事は、事前調査から発電再開まで10ステップで進みます。
| ステップ | 工程 | 主な作業内容 |
|---|---|---|
| 1 | 事前調査 | 屋根形状・パネル型番・架台状態の確認 |
| 2 | 足場設置 | 屋根上作業のための仮設足場を組む |
| 3 | 配線切り離し・絶縁処理 | パワコン停止・直流側の配線を絶縁処理 |
| 4 | パネル取り外し | パネル本体を1枚ずつ取り外し、地上へ搬出 |
| 5 | 架台・金具の取り外し | 屋根に固定された架台・金具を取り外し |
| 6 | 屋根工事 | 塗装・カバー工法・葺き替え等を実施 |
| 7 | 架台設置 | 屋根工事後の屋根に架台を再固定 |
| 8 | 再設置 | パネルを架台に再装着し、配線を復旧 |
| 9 | 動作確認 | 電圧測定・絶縁測定・発電量チェック |
| 10 | 発電再開 | 動作確認後、通常運用へ復帰 |
9事例の工期実績は、屋根工事を含めて10日〜約1か月です。多くの事例は2〜3週間前後で進んでいます。急ぎ対応が必要な場合は、まずはご相談ください。
太陽光パネルの取り外し業者選びで失敗しない4つのポイント
太陽光パネルの取り外しには、屋根工事だけでなく電気工事の知識も必要です。業者選びで確認しておきたい4つのポイントをご紹介します。
①太陽光パネル脱着の専門性があるか
屋根塗装業者の中には、パネル下の塗装をスキップする「載せたまま施工」を提案するケースもあります。
配線・発電確認まで対応できる脱着実績がある業者かどうかは、施工事例の有無で判断するのが分かりやすい方法です。詳細は業者選びの完全ガイドで解説しています。
②自社施工か下請け丸投げか
窓口の会社と実際に作業する会社が違うと、日程調整や責任範囲が曖昧になりやすくなります。脱着・足場・屋根工事まで現場管理を一括で担える体制かどうかを確認しましょう。連絡窓口が1つにまとまっていると、工事中の変更対応もスムーズです。
③電気工事士資格・保険を確認する
太陽光パネルの配線切り離し・再接続などの電気工事には、第二種電気工事士など有資格者による対応が必要です。無資格者の作業は感電・火災のリスクがあり、メーカー保証が外れる原因にもなります。資格保有者の在籍と賠償責任保険の加入状況は、契約前に確認しておくと安心です。
④保証・再設置後の確認まで見る
再設置後の電圧測定・絶縁測定・連系確認まで標準対応してくれる業者かどうかは、見積書の作業項目で見分けられます。メーカー保証は、メーカー・設置状況・脱着方法によって扱いが異なります。太陽光パネルを外すことで保証が切れるケースもあるため、契約前に保証条件を確認しましょう。
よくあるご質問(FAQ)
太陽光パネルの取り外し費用について、お客様からよくいただくご質問をまとめました。
Q1. 太陽光パネルの取り外しと再設置の総額はいくらですか?
住宅用14〜20枚のケースで、約17万〜52万円が当社の9事例の実績レンジです。屋根塗装に伴う脱着では、約17万円〜31万円台の事例があり、カバー工法やパワコン交換を含むと40〜50万円台が目安となります。
Q2. パネル1枚あたりの脱着費用はいくらですか?
標準工事(屋根塗装に伴う脱着)で9,000円/枚、屋根カバー工法に伴う脱着で12,000円/枚〜が当社の単価です。20枚以上は枚数帯に応じて単価が変わります。標準工事は20〜29枚で8,000円/枚、30〜39枚で7,000円/枚、40枚以上で6,000円/枚です。詳細は単価表をご確認ください。
Q3. 屋根工事と同時施工で安くなりますか?
はい、屋根塗装・カバー工法・葺き替えと同時に脱着すれば、足場を共用できる場合があり、別日程で足場を組むより総額を抑えやすくなります。当社の前橋の事例では、自社一貫施工と組み合わせて他社見積もりより約50万円安く完工しました。
Q4. DIYで取り外せますか?資格は必要ですか?
太陽光パネルの配線切り離し・再接続などの電気工事には、電気工事士など有資格者による対応が必要です。無資格でのDIYは感電・火災・保証トラブルのリスクが高いため、専門業者への依頼をおすすめします。
Q5. メーカー保証は維持されますか?
メーカー保証は、メーカー・設置状況・脱着方法によって扱いが異なります。太陽光パネルを外すことで保証が切れるケースもあるため、契約前に保証条件を確認しましょう。
Q6. 急ぎ対応は可能ですか?
前橋の事例では、お見積もりから5日後に工事開始した実績があります。足場業者・電気工事士・屋根工事担当を自社グループで一括手配できるため、外注先の調整待ちが発生しません。お急ぎの場合はLINEで状況をお送りいただければ、概算と最短スケジュールをご返信します。
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関東7都県の実績・自社施工・LINE相談の3つの強み
①関東7都県をカバーする9事例の施工実績:平塚・相模原・千葉・横須賀・川越・小山・つくば・大和・前橋で、14〜20枚規模の住宅用パネルの脱着・再設置を実施してきました。
②自社グループ完結の一貫施工:足場・塗装/リフォーム・電気工事の各事業部を栃和グループ内に保有し、中間マージンを抑えた価格でご提供しています。連絡窓口が1つにまとまるため、工事中の調整もスムーズです。
③LINE登録で気軽に相談:LINEで気軽に相談できます。電話やフォームよりハードルが低く、複数社の比較検討中の方からも多くご相談いただいています。
まとめ
太陽光パネルの取り外し費用について、本記事のポイントを整理します。
- 費用相場:住宅用14〜20枚で約17万〜52万円(当社9事例実績)。一般相場は20万〜60万円。
- 単価:1〜19枚の場合、当社は標準工事9,000円/枚、カバー工法12,000円/枚。20枚以上は枚数帯に応じて単価が下がります。
- 節約方法:①屋根工事と同時施工で足場代を共有 ②自社一貫施工で中間マージン削減 ③相見積もりで作業範囲を比較。前橋の事例では他社比50万円のコスト圧縮実績あり。
- 業者選び:脱着の専門性・自社施工体制・電気工事士資格・再設置後の動作確認の4点を確認。
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