太陽光パネルの撤去業者の選び方|脱着との違い・費用・依頼先の条件を専門店が解説

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太陽光パネルを完全に撤去したいなら、選ぶべきは「電気工事士が在籍し、撤去から屋根の補修までを一括で頼める業者」です。

パネルの取り外しには配線の切り離しという電気工事が伴い、撤去後の屋根面には防水処理も欠かせません。この2つに対応できないと、別の業者を追加で手配することになります。

本記事では太陽光パネルの撤去にしぼって、脱着との違い・費用相場・依頼先の種類・業者選びの条件を順に整理します。

なお、屋根工事のあとにパネルを戻す予定がある方は「撤去」ではなく「脱着」に当たります。その場合は太陽光パネルの脱着完全ガイドをご覧ください。

太陽光パネルの「脱着」と「撤去」は何が違うのか

取り外し工事は、パネルを「また使うか・もう使わないか」で脱着と撤去に分かれます。どちらに当てはまるかで、依頼先も費用も変わってきます。

脱着とは

脱着は、屋根塗装やカバー工法などの屋根工事のために、太陽光パネルを一時的に外して工事後に戻す工事です。

パネルは引き続き使うので、外している間の保管・養生と、メーカー保証を継続できる再設置が前提になります。詳しくは太陽光パネルの脱着完全ガイドで解説しています。

撤去とは

撤去は、もう使わないパネル本体・架台・配線をまとめて外し、廃棄・処分まで行う工事です。FIT期間の終了、パネルの老朽化、家の売却・建て替えなどがきっかけになります。

再設置をしないぶん保管は不要ですが、電気系統の切り離しと、廃棄・処分ルートの確保が新たに必要になります。

どちらを依頼すべきか

判断の分かれ目は「パネルをまた使うか」の一点です。ご自身の状況を下の表に当てはめてみてください。

あなたの状況 該当する工事
屋根工事のあとにパネルを戻す予定がある脱着(脱着ガイドへ
FIT期間が終了し、自家消費のメリットも薄い撤去
経年劣化や故障で発電量が大きく落ちている撤去
家の売却・建て替えを予定している撤去

「撤去」に当てはまった方は、このまま読み進めてください。費用・依頼先・業者の選び方を順に解説します。

太陽光パネルの撤去費用の相場

住宅用の撤去費用は、総額15万〜40万円程度が目安です。費用は撤去作業費・足場代・運搬・処分費の3つで構成され、パネルの枚数や屋根の条件で上下します。

住宅用の撤去費用の目安と内訳

総額15万〜40万円の内訳は、おおまかに次の3項目です。

費用項目 内容 目安
撤去作業費パネル本体と架台の取り外し1枚あたり7,000〜15,000円程度
足場代2階以上の屋根で必要になることが多い屋根の高さ・形状で変動
運搬・処分費パネルの搬出と廃棄・処分処分先により変動

足場代と運搬・処分費は、屋根の高さや処分先によって幅が出ます。1枚あたりの単価だけで総額を見積もると、足場や処分の費用が抜けてしまうため、最終的な金額は現地調査をもとにした見積りで確認するのが確実です。

費用が変わる主な要因

同じ住宅用でも、撤去費用は条件によって上下します。見積りを比べるときは、次の3点が金額に効いていると考えてください。

  • パネルの枚数 — 枚数が多いほど作業時間と処分量が増えます
  • 屋根の形状・勾配 — 急勾配や複雑な形状ほど作業の難易度が上がります
  • 足場の有無 — 建物の階数や隣地との距離で要否が決まり、必要な場合は金額への影響が大きくなります

費用を抑えるための考え方

撤去費用を抑えるコツは、シンプルに2つです。「足場代を二重に払わないこと」と「相見積もりの土俵をそろえること」。

ひとつ目は、葺き替えやカバー工法といった屋根工事と撤去を同時に行うこと。足場を共有できるぶん、別々に頼むより割安になります。

ふたつ目は、相見積もりのときに「取り外し・運搬・処分・屋根補修のどこまで含むか」を業者間でそろえること。範囲がバラバラだと、安く見えた見積りが後から追加費用で膨らむことがあります。極端に安い見積りは、処分費や屋根補修が含まれていないケースを疑ってください。

太陽光パネルの撤去を頼める業者の種類

撤去を頼める業者は大きく4種類あり、設置時の業者・屋根工事業者・解体業者・脱着専門業者に分かれます。それぞれ得意な工程と、対応できない工程があります。まず全体像を表で押さえてから、種類ごとの特徴を見ていきましょう。

業者の種類 向いているケース 注意点
施工業者・販売店設置時の業者に連絡がつく撤去・廃棄まで対応するかは業者次第
屋根工事・リフォーム業者屋根工事と同時に頼みたい配線の切り離しは別手配になりがち
解体業者・産廃業者建物の解体や廃棄が主目的パネルの電気工事に対応できないことがある
脱着専門業者撤去から屋根補修まで一括で頼みたい撤去に対応しているかは事前に確認

※あくまで一般的な傾向です。対応範囲は業者によって異なります。

太陽光パネルの施工業者・販売店

設置を担当した施工業者・販売店は、製品知識がある点が強みです。ただし、撤去や廃棄まで請け負うかは業者ごとに分かれます。設置時の業者に連絡がつくなら、まず問い合わせてみるとよいでしょう。

屋根工事業者・リフォーム業者

屋根の葺き替えやリフォームに合わせて頼みたいときの候補です。ただし、パネルの配線切り離しには電気の資格が必要なため、その工程だけ別の業者へ手配が回ることがあります。

解体業者・産廃業者

建物の解体や、パネルの廃棄・処分そのものを得意とします。一方で、パネル特有の電気工事には対応できない場合があります。依頼前に、電気の切り離しができるか、産業廃棄物収集運搬の許可を持っているかを確かめておきましょう。

太陽光パネル脱着専門業者

電気工事・パネルの取り外し・屋根の補修までを一つの窓口で頼めるのが、脱着を専門とする業者です。電気工事士が在籍し、屋根工事までグループで対応できる体制なら、別々に手配する手間がかかりません。

当社「太陽光パネル脱着専門店」も、この一括対応ができる脱着専門業者のひとつです。撤去のご相談を承っています。

太陽光パネルの撤去業者を選ぶ条件

撤去は「電気工事 → 取り外し → 廃棄 → 屋根補修」が一続きの工事です。途中で別業者への手配が発生しない体制かどうかが、満足度を分けます。比較検討では、次の4条件をチェックしてください。

電気工事士が在籍しているか

まず確認したいのが、電気工事士の在籍です。パネルの配線切り離しには電気工事士の資格が必要になるケースが多く、無資格の作業は感電や火災につながりかねません。

撤去は「屋根からパネルを外すだけ」ではなく、電気系統を安全に切り離す工程を含みます。当社には電気工事士が在籍し、この切り離しまで自社で対応します。

パネルメーカーの施工IDを保有しているか

2つ目は、パネルメーカーの施工IDです。メーカーごとに構造や取り扱いのルールが違うため、施工IDを持つ業者ならその仕様に沿って安全に扱えます。

当社が保有するのは、Canadian Solar・長州産業・SHARP・Panasonic・京セラ・三菱電機・Q CELLSなど12社のメーカー施工ID。設置を別の業者が行ったパネルでも、メーカー仕様に合わせて取り扱えます。

撤去だけでなく廃棄・処分まで相談できるか

3つ目は、撤去後の廃棄・処分まで相談できるかどうかです。撤去と廃棄・処分の業者が分かれると、その都度の手配と費用が増えてしまいます。

太陽光パネルは産業廃棄物に当たる場合があり、製品によっては鉛などの有害物質を含むものもあります。だからこそ、適正な処分ルートを持っているかは見逃せない判断軸です。当社でも撤去後の廃棄・処分はまずご相談ください。パネルの状態を確認したうえで、進め方をご案内します。

撤去後の屋根補修まで一括で相談できるか

4つ目は、撤去後の屋根補修まで一括で頼めるかです。パネルと架台を外した屋根面には、固定金具の跡やビス穴が残ります。ここを防水処理せずに放置すると、雨漏りの原因になりかねません。

撤去と屋根補修を別の業者に分けると、雨漏りが起きたときの責任の所在も曖昧になりがちです。当社は脱着・撤去に加え、足場・屋根塗装・電気工事をグループ内で手がけています。ビス穴の防水から屋根の補修まで、同じ窓口で対応できます。

撤去工事の流れと事前準備

撤去工事は、相談から廃棄・処分まで8つのステップで進みます。流れと準備物を知っておくと、見積りの精度が上がり、当日も慌てません。

太陽光パネルの撤去工事の流れ

一般的な住宅用の撤去工事は、次の順で進みます。

  1. 相談・問い合わせ — 電話やLINEで撤去の相談
  2. 現地調査 — パネルの設置状況・屋根の状態・配線経路を確認
  3. 見積り・契約 — 作業範囲と費用を確認して契約
  4. 足場の設置(必要な場合)— 2階以上の屋根では安全のために設置
  5. 電気系統の切り離し — 電気工事士がパワーコンディショナーを停止し、接続箱まわりの配線を安全に切り離し
  6. パネル・架台の取り外し — パネルを1枚ずつ外し、架台を撤去
  7. 屋根面の補修 — ビス穴のコーキング処理や、必要に応じた防水処理
  8. 運搬・処分/完了報告 — パネルを搬出し、産業廃棄物として適正に処理

撤去の依頼前に確認しておく情報

見積りを正確にするため、依頼前に次の4点を手元でまとめておくとスムーズです。

確認しておく情報 なぜ必要か
設置年数と枚数見積りの前提になります
パネルのメーカー名メーカーにより取り外し手順が異なる場合があります
FIT契約の状況撤去にあたり廃止の届出が必要になることがあります(要否は契約先の電力会社に確認)
屋根の状態撤去後に補修が必要かどうかの判断材料になります

太陽光パネルの撤去だけを外注したい元請け業者へ【BtoB】

屋根工事・リフォーム・解体を手がける元請けの方は、パネルの撤去だけを現場単位で外注できる業者を確保しておくと、工事が止まりません。鍵になるのは「電気の切り離しから廃棄・処分まで、窓口を一本化できるか」です。

撤去だけ外注できる業者の探し方

「屋根の葺き替えを受注したが、太陽光パネルが載っていて手を付けられない」「施主から撤去込みの一括見積りを求められた」——よくあるのはこうした場面です。外注先を見極めるポイントは次の4つです。

  • 現場単位で、パネルの撤去のみを受けてくれるか
  • 電気工事士が在籍し、配線の切り離しまで対応できるか
  • 産業廃棄物の処理まで任せられるか
  • 連絡窓口が一本化され、段取りが楽か

電気の切り離し・産廃処理まで任せられるか

元請けにとっては「窓口の一本化」と「段取りの楽さ」が外注先選びの軸になります。電気の切り離し・取り外し・廃棄をバラバラに手配すると、そのぶん現場管理の負担が増えるからです。

当社は電気工事士が在籍し、関東7都県で対応しています。現場単位のご相談も承りますので、お気軽にお問い合わせください。

撤去に関するよくある質問

Q1. 太陽光パネルの撤去費用はいくらですか?

住宅用で総額15万〜40万円程度が目安とされています。パネルの枚数・足場の有無・処分方法で変わるため、正確な金額は現地調査のうえでお見積りします。

Q2. 撤去費用は誰が負担しますか?

原則として設備の所有者が負担します。なお、出力10kW以上の事業用設備では廃棄費用の積立が義務化されていますが、住宅用(10kW未満)は積立義務の対象外です。

Q3. 撤去後にパネルを買い取ってもらえますか?

状態が良ければ、リユース品として買取の対象になることがあります。一方、経年劣化が進んでいたり破損があったりすると、対象外になるのが一般的です。まずは状態を業者に見てもらいましょう。

Q4. 自治体の回収サービスは利用できますか?

太陽光パネルは産業廃棄物に当たる場合があり、一般ごみとして自治体の回収に出せないことが多いです。回収ルートを案内している自治体もあるため、お住まいの自治体にも確認してみてください。

Q5. 20年経過したパネルは撤去すべきですか?

FIT期間(住宅用10年)が終わり、発電量が大きく落ちているなら、撤去を考えるタイミングです。逆に発電効率がまだ十分なら、交換や継続利用という道もあります。パネルの状態を専門業者に診てもらってから判断するのがおすすめです。

Q6. 撤去工事にはどのくらいの期間がかかりますか?

一般的な住宅用(20〜30枚程度)で1〜2日が目安です。足場の設置・解体が必要な場合は、追加で1〜2日かかることがあります。

太陽光パネルの撤去なら脱着専門店にご相談ください

本記事で整理した業者選びの4条件を、当社「太陽光パネル脱着専門店」はすべて満たしています。撤去から屋根の補修までを、社外への手配なしで一つの窓口にまとめられるのが強みです。

関東7都県の対応エリア

東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬の関東7都県に対応しています。

電気工事士在籍・メーカー施工ID保有・グループ連携の体制

  • 電気工事士が在籍 — パネルの電気的な切り離しまで自社で対応
  • 12社のメーカー施工IDを保有 — メーカー仕様に沿った取り扱い
  • 足場・屋根・電気のグループ連携 — 撤去後の屋根補修まで社外手配なしで完結

撤去を決めている方も、脱着と撤去のどちらが合うか迷っている方も、まずはお気軽にご相談ください。LINEでのお問い合わせは無料です。お電話(090-7188-9386)でも承っています。

まとめ

太陽光パネルの撤去は、「電気工事士が在籍し、撤去から屋根補修までを一括で頼める業者」を選べば失敗しにくくなります。最後に要点を振り返ります。

  • 脱着と撤去の違い — 戻すなら脱着、戻さないなら撤去。分かれ目は「パネルをまた使うか」
  • 費用相場 — 住宅用で15万〜40万円程度が目安。枚数・足場・処分方法で変わる
  • 業者選びの4条件 — 電気工事士の在籍/メーカー施工ID/廃棄・処分の相談可否/屋根補修までの一括対応

当社は関東7都県で、この4条件を満たす体制を整えています。撤去をご検討中の方は、まずはLINEでお気軽にご相談ください。